お客様のことだけを考えて生まれた 「NT1286A」
企画は「商品」を中心にすると会社は倒産する!
まずは別の業界で本当にあったお話から…
2012年、最盛期には70%を超えるシェアを誇っていた業界最大のK社が倒産しました。
一方で、
同じ業界内でシェア11%の2番手だったF社は、超一流企業へと成長しました。
この2つの会社の明暗を分けたのは、一体何だったのでしょうか?
それは、ちょっとした「考え方の違い」にありました。
フィルムカメラを販売していた2つの会社
その2つの会社は、どちらもフィルムカメラを販売していました。1970年代からフィルムカメラの市場は拡大し続け、2つの会社はどちらも成長し続けていました。
ところが、1980年代後半。
デジタルカメラの登場により、フィルムカメラの市場は、急速に冷え込みます。デジタルカメラの登場にK社は困惑…
「このままだと、フィルムカメラが売れない…どうしよう…」
「フィルムカメラはどうすればもっと売れるようになるのか…」
そして、デジタルカメラに対抗すべく、新しい技術の開発に力を注ぎました。
フィルムカメラを売るために、撮った写真をその場ですぐに印刷出来る技術を開発・販売したりもしましたが、何を試してみてもフィルムカメラが当時のように売れることはなく、K社は倒産に追い込まれました。
一方、業界2番手のF社は、デジタルカメラが台頭してくると、フィルムカメラで培った技術を使って別の商品・サービス(化粧品や食品など)を提供し始めたのです。
自分たちの技術を、人々が求めているものに合わせていくことで、今や誰もが知る企業へと成長しました。
これこそ、2つの会社の生死を分けたたった1つの考え方です。それは…
業界最大のK社は、自分たちを「フィルムカメラ屋だ」と考えていました。
まさに、自分たちの企画を「商品」中心に考えている典型例です。「フィルムカメラ屋だ」と考えていたら、フィルムカメラを売ることしか出来ません。
一方で、業界2番手だったF社は、「顧客」を中心に考えていました。
だから、フィルムカメラという商品に固執せず、顧客が求めているものを提供することが出来ました。
もうお気づきかも知れませんが、K社は「コダック」、F社は「FUJIFILM」です。
これは、一見小さな違いのように見えますが、現実には、企業の生死を分けるほど、とっても大きな違いがあります。
あなたの企画は、商品が中心か、顧客が中心か
今回のお話は、私たちがいる繊維業界にズバリあてはまっていると思います。
ぜひ、一度考えてみてください。自分たちの企画の中心は何か?ということを。
これまで、私たちはたくさんの方々とお会いさせていただきましたが、「商品中心」の考え方をする方がほとんどです。
「商品」は目の前にあって分かりやすいので、どうしても、商品が企画の中心だと感じてしまいます。
• パンを売っているから、パン屋さん
• 花を売っているから、花屋さん
• 野菜をやっているから、八百屋さん
これは、「商品」が中心の考え方ですよね。
いま、自分が扱ってる商品・サービスは、あなたの企画の中心ではありません。あなたの企画の中心は、商品ではなく、「お客さん」です。
商品・サービスで、お客さんのなりたい姿、目的に一歩でも近づける!
これこそ、企画の本質ではないでしょうか。
そう考えると、顧客のなりたい姿、顧客が求めているものが変われば、当然、商品・サービスだって変えることが出来るようになります。
特に現在は時代が目まぐるしいスピードで変化しています。
こういう激動の時は、人々のニーズ、人々が求めているものもどんどん変わっていきます。
その時に商品を中心に考えていると、その変化についていけずに手遅れになってしまうのです。
「NT1286A」は、顧客のなりたい姿、顧客が求めているものを今一度考え直して、企画しています。
●NT1286Aのコンセプト
●NT1286Aの特徴
NOTO QUALITYは、商品やサービスでお客さんのなりたい姿、目的に一歩でも近づける!をお客様と話し合いながら日々提案しています。
Art #:NT1286A
Function:DRY、LIGHT
Composition:N100
Size:146*49
Weight:58g/㎡
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