皆さんこんにちは。
今回はとっても幻想的なお祭りの様子をお届けします。
能登のお祭りといえば“あばれ祭り”を初めとして勇猛果敢なイメージを持たれる方も多いと思いますが、こんなお祭りもあるんですね。
その名も長田萬燈祭り。
四角く切り取られた灯りの正体はこちら。竹をくりぬいてつくられています。
灯りに誘われながら道を進むと、鳥居があります。
神話に登場しそうな風景。
生で見ると一層感動しますよ。
越中おわら節でしょうか?
優しい明かりの中で踊りが披露されていました。
たくさんの灯りに囲まれながら、遠くから聞こえるお祭りの喧騒。夏の終わりなのか秋の始まりなのか、空気の匂いが変化してくるこの季節にしみじみと味わえる、そんなお祭りです。
なんと、昔は地元の方がお一人で始められたお祭りだそうです。
現在も大規模なお祭りではないですが、志賀町の方々がボランティアでつくりあげたこのお祭りは、見ているだけで心が温まりますよ。
志賀町シリーズとしてお届けした夏の能登金剛巡りでは自然の力が生み出す岩の造形美に焦点を当てましたが、今回は人の手で作られてきたあたたかな志賀町の表情(かお)をお伝えいたしました。
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長田萬燈祭
会場:見竹神社(石川県羽咋郡志賀町長田)
TEL:0767-32-1111(志賀町商工観光課)
日程:毎年9月16日開催