中能登町の由緒ある紅葉ー”伊須流岐比古神社”と”天日陰比咩神社”

皆さんこんにちは。

11月も後半に入りましたが紅葉は楽しまれましたか?
今回は石川県中能登町・七尾市・富山県氷見市にまたがる石動山(せきどうさん)から2つの神社の紅葉をお届けします。

※紅葉の時期以外の、石動山から見た風景はこちらの記事をご覧ください。

 

伊須流岐比古(いするぎひこ)神社

こちらは石動山の山頂にある神社です。

“いするぎ”の由来はWikipediaではこのように記されています。

はるか昔、石動山に空から流星が落ちて石となり、この地に留まったという伝説に由来する。その石は鳴動し神威を顕したのだという。伊須流岐比古神社は石の鳴動を鎮め、その石を神として祭るべく創建されたと伝わる。

石動山はいするぎやまと読まないのに、頂の神社はいするぎひこと読むんですね。

そして、こちらの神社は加賀一ノ宮の白山比咩神社と対をなす存在とされているそうです。

“伊須流岐比古(石動彦)=イザナギ”、“白山比咩神(菊理媛)=イザナミ”と比称されており、つまり夫婦の関係ですね。

神社の創建は養老元年(717年)または崇神天皇6年(紀元前92年)という2つの説があるそうですが、どちらにしても歴史の深みがすごい…。

多くの修行僧たちも秋にはこの紅葉を楽しんだのでしょうか。

今後もずっと変わらず美しくあり続けてほしいですね。

天日陰比咩(あめひかげひめ)神社

続いては、伊須流岐比古神社の下社だったというこちらの神社。

「龍髭(りゅうしゅ)楓」と呼ばれる、樹齢約600年の木がこちら!

石動山の登り口にあるのですが、頂の伊須流岐比古神社に負けないくらいの紅葉です。

崖に手をかけているかのようなもみじ。笑

それにしても紅葉は木々にとっては葉を赤くするのは冬を迎えるための準備で、科学的に言うとアントシアニンという色素によるものなのですが、私たちの目をこんなに楽しませてくれるなんて不思議ですね♪

冬は雪に埋もれるこの地域は、秋も空気が澄んでいて紅葉がとってもきれいに見えます。

以上、中能登町の神社から紅葉をお届けいたしました。

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伊須流岐比古神社(いするぎひこじんじゃ)
石川県鹿島郡中能登町石動山ラ1−2

天日陰比咩神社(あめひかげひめじんじゃ)
石川県鹿島郡中能登町二宮子甲8