皆さんこんにちは。
今回はちょっと変わった焼き鳥屋さんをご紹介します。
元々は明治期に建てられた呉服屋さんだった建物。のれんをくぐると…
中庭を見ながら歩く渡り廊下があります。
この先に何が在るんだろう?と考えながら歩く時間も、焼き鳥をおいしく食べるための調味料の一つとのことで、わくわくしながら歩いていくと蔵の扉にたどりつきます。
この地域の人々にとっては「蔵」のある家はめずらしくないかもしれません(私の実家にもありました)が、蔵の中が焼き鳥屋さんになっているとなったらどうでしょう?
天井を見上げると見事な梁(はり)。まさしく蔵ですね。
蔵の中に厨房を作るのは、消防法などの関係でなかなか大変だったそうです。
ここでどんな焼き鳥が焼かれるのかというと…。
(※今回はおまかせ八種を注文)
まず突き出し。
うつわもこだわりのものが選ばれています。
希少部位の“ふりそで”、“こころ”。ネーミングが可愛いです。
※1人に付き1本の提供です。
ささみの梅肉のせ。しっとり。
定番のねぎま。
こちらのお料理は地元のものというよりは店主さんが全国から選りすぐったこだわりのお肉。七尾にいながら各地の味を楽しめます。
豚肉もジューシー!
レバーはにおいが少なくてとっても食べやすかったです。
最初に苦手な部位を聞かれましたが、このレバーは苦手な方にも好評とのことなのでぜひ一度食べてみてほしいです。
一品料理もたくさんありました。
冬は“焼き鳥屋さんのおでん”。
お漬け物3種。こちらもこだわりの選りすぐり。
シメの焼きおにぎり。
これはカレーだったかな?別の日に撮ったものなので忘れてしまいました…。
チーズ盛り合わせ。
今回1人だけ鶏肉が苦手なメンバーがいたのですが、途中でさりげなくトマト串をサービスしてくださいました。恐縮です…!
(画像が食べかけですみません。)
併設のセレクトショップ“CEHCKIN”(←チキンとかけているのかな?)は土日の12時から開店ですが、焼き鳥を食べたあとに買うこともできるそうです。
ちなみに商品に焼き鳥のにおいが…なんてことはありませんでした。
服のほか雑貨やアクセサリーなども充実してました。
元々はアパレルのお仕事をされていたご夫婦が営む焼き鳥屋さん。焼き鳥同様に選りすぐられたオシャレなものばかり並んでいます。
一見焼き鳥屋さんとも洋服屋さんとも分からない佇まいのお店。
こんなところにこんなにオシャレなお店が!?というところが能登らしいですよね。
店主さんのInstagramにはきれいなお写真がいっぱいのため今回はブログ写真も気合いを入れてみました。笑
奥様がモデルとしてセレクトショップの商品を着用されているのですが、背景がトタンだったりして七尾感がありながら、そこが逆にオシャレに見えてしまうというマジックがかかっています。
出店理由を“異業種での開業なんで自分の経営戦略がどれくらい通用するか知り合いの少ない場所でゼロベースで試したかったのと、古い町並みが良かったから”と語る店主さん。
このめずらしいお店、七尾でオシャレに食べたいとき等はぜひ一度訪れてみてください。
食べ終わったあとに一本杉通りをブラブラ歩きながら駅まで向かうのもいいですよ。
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鶏とまつば
石川県七尾市松本町93-1
TEL:0767-88-9013
営業時間:17:30~23:00(ラストオーダー22:30)
定休日:火曜日