夏の能登金剛めぐり(4)ー“ヤセの断崖”&“義経の舟隠し”

皆さんこんにちは。お盆休みはどこかへ行かれましたか?
私は能登を呼び出して海外へ行ってきましたが…帰ってくると本当に能登は落ち着きますね。ご飯が美味しいです。

 

 

それでは能登金剛シリーズの最終回、「ヤセの断崖」と「義経の舟隠し」です!
この2つは遊歩道でつながっているのでぜひセットで訪れたいところですね。

ヤセの断崖は松本清張さんの「ゼロの焦点」の舞台となった、サスペンスドラマの犯人が飛び降りる崖として有名です。
現在は柵が張られているので以前のように崖下を覗き込んで身のすくむような思いを体験する…といったことはできなくなっています。2007年の能登半島地震の影響だそうです。

そのため、話の種の一つとして、または景色を楽しむために来られる方が多いようです。
青い海と複雑な海岸線が見えます。荒々しい天候の冬に訪れても迫力ある日本海が楽しめそうですね!

続いて遊歩道を歩いていくと、今度は「義経の舟隠し」が現れます。
義経と弁慶らが頼朝の追手から逃れるために48隻の船を隠したと伝えられる入江です。

縦で撮ってみました。
確かにここに隠れられれば追手からは見えなさそうです。こんな隙間が自然の力でできたことに感動。

ここにも柵が張られています。柵を乗り越えると、ここも身のすくむような景色が見られそうですが、それはNG!

ちょうどオニユリの季節であちこちに咲いているのが遠くから見えました。
ユリはイノシシなどに球根を食い荒らされることもあるそうですが、こんな崖なら安心ですね。植物の力強さを感じます。

こちらが遊歩道なのですが、この時期は虫もいるので苦手な方はお気をつけください。
私は大きなハチのような虫に体当りされました(T_T)

ヤセの断崖では土に巣を作るタイプのハチ(アブ?)がすごい羽音を鳴らしながら飛んでいました。
写真には写りませんでしたがこの辺りに大群で飛んでいたので、できれば虫がいなさそうな時期に来るのが良さそうですね。

これで能登金剛シリーズはお終いです!
帰り道ものどかでした。

青と緑のコントラストがとてもきれいですが、もし次に来れるなら夕方か冬の景色も見てみたいですね。

道路に堂々と。

思わず車を停めて撮影してしまいました。

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ヤセの断崖&義経の舟隠し
石川県羽咋郡志賀町富来七海リの101番地
TEL:0767-32-1111(志賀町商工観光課)