皆さんこんにちは(^^)
今日は石川県志賀町の特産・ころ柿をご紹介します。
ころ柿(枯露柿)とは干し柿のことで、ちょうど今頃の時期に自然乾燥させてつくられます。
雨や雪が多いこの地域では室内で干してつくるので、こんな風景があちこちで見られます。
収穫した柿の皮を向き、糸で結んで吊るしていきます。
低温・低湿でじっくりじっくり乾燥。
これだけの数の柿…皮をむくのも吊るしていくのも大変そう。
さらに、ひとつひとつ手もみすることで旨味を増すそうで、これらのかわいいころ柿には能登のおじいちゃんおばあちゃんの技術と想いがぎゅっと凝縮されていることが分かります。
そんなころ柿に思いを馳せながら、心の中では「糸の工場に似てるなあ…」と見慣れたあの景色と重ねていました。
こちらが織物になる前の“糸”。
じっくりじっくり室温に慣らしています。
ずらっと糸が並ぶ圧巻の様子…。ころ柿づくりに似ていませんか?笑
工場では機械によって糸がかけられていくため労力は少ないのですが、ころ柿づくりは昔ながらの職人の手作業。
栄養価の高さもさることながら、能登が生んだ天然の美味しさを味わえる一品です。
これから寒さが厳しくなっていく石川県は、冬の味覚がこれでもかと旨味をたくわえていく季節でもあります。
このブログもグルメレポが増えていくかもしれません!笑