織物の町の夏祭り! “織姫夏ものがたり”ファッションショー

皆さんこんにちは、今回は7月29日(土)に開催された中能登町祭の模様をお届けします!

1年で1番お祭りが多い日と言われるこの日、織物の町・中能登町ではファッションショーを含む盛りだくさんな内容のお祭りが開催されました。

(※中能登町は役場職員の方の名刺が織物でつくられているほどの織物の町です!)

まずは獅子舞。
秋になると各地区の秋祭りで獅子舞が見られるのですが、この夏祭りでも3つの地区の獅子舞が披露されます!

調べたところ獅子舞は日本で最も数が多い民俗芸能と言われているそうです。中能登町では毎年獅子舞が見られますが、都会でも同じなのでしょうか。

雄の獅子舞と雌の獅子舞があって、それぞれ舞い方が違うと聞いたこともあります。
ちなみに井田地区の獅子舞は中能登町の無形文化財だとか。
子どもの頃に天狗役に憧れる人も多いそうです。

町民総踊りや…

芸人さんのショー。

町内の企業の製品展示などもありました。

(織物ではなく金網の織機!)

お酒とおつまみを買って広場でのんびり楽しむ人々。


そしてメインイベントはこちらのファッションショーです!

昨年まで義足のモデルさんたちによる“切断ヴィーナスショー”も話題でしたが今年のテーマは「KIMONALL(キモノール)」。

キモノールには「着物+ALL」という意味と「着物を織る」という意味と、2つあるそうです。
着物のすべてを、すべての人に。

織物の町の繊維技術を用いたファッションショー。ご覧の通りの超軽量織物が使われています!!

合繊織物がさかんな北陸地方の中でもとりわけ中能登町は超軽量織物が得意です。
皆さんも身近に軽さをうたっている服があれば、それは中能登町でつくられた生地かもしれません。

ショーの衣装もこんなに豪華なのに、きっと重さを感じないくらいに軽いはずです(^^)

くもり空だったおかげで過ごしやすく、今年もとっても楽しいお祭でした。
(獅子舞や売店でフル活動されていた方々は暑そうでしたが…お疲れ様でした!)

最新の繊維技術と昔ながらのゆったりした空気の両方が感じられる1日でした。