ガレット・デ・ロワでフランス風のサプライズ!ー“カフェ・マダム・ルロワ”

2019年最初の記事です。
本年もどうぞ宜しくお願い致します(^^)

年末年始はどのように過ごされましたか?

おいしいものをたくさん食べたという方も多いのではと思いますが、先週はSNS等で「ガレット・デ・ロワ」というお菓子を見かけた方もいらっしゃると思います。
これはフランスで1月6日に食べられるという伝統お菓子。日本でも人気なのですね。

私は以前ご紹介したカフェ・マダム・ルロワさんでこのお菓子を頂いたので、今回はその様子について記事にしたいと思います♪

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今回はコース料理。最後にサプライズケーキをお願いしてありました。

まずは前菜から。
こちらのお野菜はフルーティーなドレッシングがめずらしくて美味しいです。

こちらは“ブーダンノワール”。
血を使った料理なのでなんだか馴染みが薄いですが、生臭さは全くなくて食べやすい!
鉄分も豊富だそうです(^0^)

甘いものと一緒に食べるのが一般的ということで、フルーティーなソースや鴨肉で挟まれた柿もついていました。

もったり熱い、紫芋のポタージュ。

フランスでは年末年始にオマール海老や牡蠣、フォアグラをいただくそうです。
ということでこちらはオマール海老!

ハサミの中まで身が詰まっているそうで、こちらはハサミではなくて中身です!
柔らかくてプリプリでした。

メインはお肉とフォアグラで贅沢に♪

フォアグラの下に隠れたあんず。

火入れはこんな感じでした。きれいな桜色。

お料理に舌鼓をうったところで、サプライズケーキの登場です!

フランス語で「誕生日おめでとう」は「Bon anniversaire(ボナニヴェルセール)」。
Bon=「良い」、anniversaireは英語で言うアニバーサリーだそうです。

本格フランス料理のお店なのでケーキももちろんフランス風。
ということで冒頭で触れた、「ガレット・デ・ロワ」を出してくださいました。
さくさくのパイ生地とアーモンドクリーム。普通のケーキとは一味違います!

そしてガレット・デ・ロワの楽しみ方は、中にフェーヴと呼ばれる小さな陶器が入れられていること。
食べたときにこのフェーヴが入っていた人は、紙でできた王冠をかぶってその日1日王様として過ごせる…というのが本場フランスでの慣習。
もちろん本場そのままに出してくださいますよ。

お恥ずかしながら、こちらのお店でサプライズケーキを予約しなかったらずっと知らなかったかもしれません。
1つかしこくなりました♪

こんなに素敵なフランス料理をご提供くださるのはこちらのご夫婦です。
とても気さくでこんなふうに合唱してくださったりも…笑。

奥さまはモードの勉強のために渡仏され(お洋服も作れるそうです!)、そこで料理とお菓子作りに目覚めたとのこと。
今ではこうしてご自分のお店を持ち、更に毎週火曜日はあの辻口博啓さんの教室でフランス語の授業をされているそうです。

そんな奥さまが腕を振るう本格フランス料理とお菓子を旦那さまがご機嫌で運んできてくれます。
とっても素敵なお店なので、ぜひ普段のランチにもお誕生日のお祝いにも行ってみてくださいね。

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カフェ マダム ルロワ
石川県かほく市学園台2丁目60-2
TEL:076-205-7992
営業時間:
ランチタイム 11:30~14:00
ティータイム 14:00~18:00
ディナータイム(予約制) 18:00~21:00
定休日:火曜日