廃校舎の中はITを駆使した国内最大規模デジタルファクトリー!ー“Up-T工場”

皆さんこんにちは。
今日は中能登町にあるちょっと変わった小学校跡地のご紹介です!

 

 

一見どこにでもあるような、田舎の小学校。

近づいてみると窓から見えるのは何かの機械…?

職員室と書かれた部屋の中には…

おそらく、毎月の学校の行事予定が書かれていたであろう黒板の前には数台のプリンターが並んでいます。
何をプリントしているところでしょう??

2階もあるようです。

今度は、かつてたくさんの本が並んでいたであろう本棚の前にたくさんのプリンターが並んでいます。
何か白い生地をプリントされているようです。

振り向くと食堂が。

食堂に向かう廊下にある用具入れの中は、Tシャツでしょうか?

そうです、ここは国内でもトップクラスの生産規模を誇る、オンデマンドプリントの工場なのです!!

ITを駆使した管理技術で、1日に3000面のプリントが可能という驚きの生産規模。

Tシャツだけではなく、タオルやトートバッグ、スマホケースの他、IQOSケースやヘッドフォンまで取り扱われています。

こんなにすごい工場なのに窓から見える風景がとてものどか。
このギャップがいいですね!

もともとは別に工場があったそうなのですが、設備の増設や工場の拡張を考えていたところで中能登町から声をかけられ、廃校となった校舎を利用することになったそうです。
社員さんの中には、自分の思い出が詰まった校舎で働いているという人もいるとか。

すぐ後ろには山がそびえるようなのどかな地域の小学校ですが、かつては子どもたちが走り回って遊んでいた学び舎が今では国内最大規模の工場として生まれ変わるなんて、とっても素敵なお話ですよね。

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Up-T(アップティー) デジタルプリントファクトリー
石川県鹿島郡中能登町二宮タ部166番地
※旧越路小学校跡地

校長室で働くなんていうユニークな体験、私もしてみたいです!笑